夏になると、お世話になっている方への感謝の意を込めて贈る「お中元」。
親戚や恩師など個人的に付き合いのある方にはもちろん、取引先や会社など仕事関係でのつながりにおいてもお中元は欠かせない贈り物です。
今回は、ありがた迷惑にならず喜ばれる、正しいお中元の選び方をご紹介します。
「誰に贈るか」が最大のポイント
一口にお中元といっても、個人的な付き合いのある方なのか、それともビジネス上での付き合いのある相手なのかによって贈るべきギフトは大きく異なりますし、相手に家族がいるかどうか、などによっても左右されます。
ですので、まずは「誰に贈るか」ということをしっかり認識しておく必要があると言えるでしょう。
家族や親戚
家族や親戚の場合は、あまり深く考えずに相手の好きなものをギフトに選ぶのが良いでしょう。
相手の同居家族が少人数の場合は量より質を重視したギフトを選び、大人数の場合はシェアしやすいギフトを選ぶことが一般的です。
健康志向な洋菓子屋や和菓子、ちょっと高級なお肉など、食べ物が喜ばれます。
一人暮らしの友人や知人
贈る相手が一人暮らしの友人や知人の場合も、相手が好きなものを選ぶのがおすすめです。
また、あまりに高価なものを選んでしまうと気を使わせてしまいますので、高すぎずカジュアルなギフトを贈るようにしましょう。
ただし、賞味期限が短く期間内に消費しきれない食品や飲料は避けるべきです。
夫婦二人暮らしの友人や知人
お子様がいない夫婦二人暮らしのご家庭には、ハムなど食品やお酒など大人が楽しめるものや、おつまみやジュースといった、普段自分で買うことがないようなギフトが喜ばれます。
また、洗剤や石鹸などの日用品はあって困るものではありませんので、無難な選択だと言えます。
お子様がいる友人や知人
お子様がいるご家庭には、お子様でも楽しめるギフトを送るのが一般的です。
家族みんなで楽しめる洋菓子やスイーツ、アイスなどが定番です。
上司や恩師
上司や恩師など目上の方に贈る場合は、高級感のあるグルメ商品などがギフトに最適です。
また、ご家族がいらっしゃる場合には、家族で楽しめるようなものを選びましょう。
取引先
取引先へのギフトは大人数で楽しめるものを選ぶのが大前提です。
中でも、個包装のスイーツや小分けできるもの、その場で食べられて後に残らないようなものが喜ばれるでしょう。
反対に、分けられないものや食べにくいものは相手に迷惑をかけてしまうことがありますので、注意しましょう。
お中元選びにはマナーがある
お中元はもらうと嬉しいものですが、中にはもらっても扱いにくい品物や、縁起のよくない品物もあります。
特に目上の方や取引先へのギフトとしては大変失礼にあたりますので、避けるべきです。
縁起が悪いとされる品物
お中元に限ったことではありませんが、縁起が悪いとされる品物はギフトとして適切ではありません。
縁を断ち切ることを連想させてしまうハサミや包丁などの刃物、踏みつけるという意味のある靴などの履き物、死を連想させる4や9のつく櫛などの品物は絶対に避けましょう。
好き嫌いが別れる品物
相手の好みだとわかっている場合は問題ありませんが、はっきりしない場合はニオイの強いものや珍味などは避けるのが無難です。
また、取引先などへのお中元は、オフィスで開封することが多いため、ニオイの強いものは避けましょう。
お中元を贈ってはいけない人
避けるべき品物ではありませんが、お中元そのものを贈ってはいけない人がいます。
議員や警察官、教師などの公務員へのお中元は、品物の授受による収賄だとみなされてしまうことがありますので、贈らない方が無難です。
また、社員が品物を受け取ることを禁止している会社も少なくないので、取引先にお中元を贈る際は、贈っても問題ないか必ず確認しましょう。
お中元の相場はどれくらい?
お中元の相場は3000円~5000円が一般的で、贈る相手により金額が変わってきます。
友人や知人、ご近所さんなどカジュアルな関係の方には3000円前後のギフト、取引先や上司など上下関係のある相手には4000~5000円程度のギフトを贈る傾向があります。
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