ご老人を敬い、自分たちの親、祖父母の長寿を祝う祝日「敬老の日」。
日頃の感謝の気持ちを込めて、美味しいお菓子を贈る方も多いのではないでしょうか。
今回は、敬老の日に贈るお菓子の選び方や、プレゼントのマナーをご紹介します。
お菓子を選ぶときのポイント
敬老の日に送るお菓子を選ぶときに、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
日持ちのするお菓子
大前提として2、3日で賞味期限が切れてしまうようなお菓子ではなく、最低でも2週間程度賞味期限が持つお菓子を選んであげましょう。
また、祖父母は二人暮らしであることが多く、高齢になると食も細くなるため、少しずつ食べられる小分けのお菓子だと相手への気遣いが見えて良いですね。
健康的なお菓子
高齢になると、若い時よりも体に入れる食べ物のことを気にするようになります。
安心して食べられる余計なものが含まれていないお菓子を贈ってあげると、そういった気遣いも伝えることができて喜ばれるでしょう。
やわらかいお菓子
高齢になると噛む力や飲み込む力が弱くなり、固さのあるお菓子が食べにくくなってしまいます。
ですので、おせんべいや芋けんぴのような固いお菓子ではなく、カステラやマドレーヌなどのふわふわ感・しっとり感のある食べやすいお菓子をプレゼントするのが良いでしょう。
敬老の日の贈り物に関するマナー
子や孫からもらったプレゼントは、どんなものであっても嬉しいものです。
とはいえ、やはり最低限のマナーは守らないといけません。
敬老の日の贈り物として避けた方がいいお菓子以外のプレゼントとは、どのようなものなのでしょうか。
病気や死を連想させるもの
ご高齢の方に贈るうえで特に気をつけたいのが、病気や死を連想させるものを選ばないということです。
例えば、ベッドやパジャマなどの寝具は「寝たきり」や「床に臥す」といった言葉を連想させるため、贈らない方が良いでしょう。
また、鉢植えなども「根付く」=「寝付く」と病気を連想させるため、避けましょう。
他にもご語音が「苦」や「死」に似たクシなども避けた方が良いとされています。
別れを連想させるもの
相手との別れを連想させるような贈り物は避けるべきです。
ハンカチは別名「手巾(てぎれ)」とも呼ばれ、別れを意味する「手切れ」という言葉とも取れてしまうので、避けるべき贈り物として有名です。
また、意外にもお茶も避けた方がいいプレゼントとされています。
お茶は香典返しによく使われるため、「死」「別れ」を連想させ失礼にあたる、と言われています。
勉強や仕事を連想させるもの
現役バリバリで仕事をされている方もいらっしゃいますが、一般的に高齢の方へ勉強や仕事を連想させる贈り物をするのは失礼だとされています。
例えば、手帳や時計などは相手に「もっと働け」というメッセージを連想させてしまうことがあるため、贈らない方が無難だと言えるでしょう。
敬老の日は年配者の労をねぎらう日なので、そのような意味を持つプレゼントは避けましょう。
敬老の日贈り物の相場はどれくらい?
一般的に敬老の日の贈り物の相場は3,000 ~ 5,000円程度が中心です。
ほとんどが身内への贈り物なので過剰に気にする必要はありませんが、あまりに高いものだともらった側が気を遣ってしまうので、金額よりも気持ちを大切にしたプレゼントを選んでみてください。
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