米粉と小麦粉の違いとは?米粉で体に嬉しいグルテンフリー生活を始めよう

木のテーブルの上に置かれた丸い白い器に盛られた米粉と、横に並ぶ生米と稲穂の写真

 

グルテンフリー生活を始める人が増えているいま、小麦粉の代わりに選ばれているのが「米粉」です。

米粉は、私たちが普段食べているお米を粉状にしたもので、小麦粉を米粉に置き換えることで、グルテンを避けられるだけでなく、健康面でもさまざまなメリットが期待できます。

本記事では、米粉と小麦粉の違いや、米粉が体にもたらす影響について、最新の研究をもとにわかりやすく解説します。

グルテンフリーのメリットやデメリットについては、こちらの記事をご覧ください。

▶︎グルテンフリーの基本ガイド|健康志向な人が注目する理由と体への効果

米粉と小麦粉の違いを知ろう

木のテーブルの上に、左に米粉と稲穂、右に小麦粉と小麦の穂が置かれた2つの皿が並ぶ写真

米粉も小麦粉も主食の材料になりますが、栄養や体への影響には大きな違いがあります。

米粉は、白米をそのまま粉砕して作られるため、グルテンが含まれていないのが特徴です。
一方、小麦粉にはグルテンというたんぱく質が含まれていて、パンやパスタのもちもちした食感を生み出しています。

小麦粉を米粉に置き換えることで、グルテンの摂取を避けながら、健康へのうれしい効果も期待できます。

ここからは、米粉の具体的な健康メリットについて、最新の研究をもとにご紹介します。

米粉の健康効果とは?最新研究が示すメリット

米粉は「グルテンフリーだから安心」というだけでなく、健康や美容にも多くのメリットがあることが研究でわかっています。

ここでは、最新の研究データをもとに、米粉がもたらす驚きの効果を紹介します。

 

脳の成熟を促進し、IQアップにもつながる

木のテーブルで箸を使いご飯を食べながら本を読む8~10歳の少女の写真

東北大学の調査では、5〜18歳の子どもたちを「ご飯派」「パン派」「両方派」に分け、脳の発達を比較。

その結果、ご飯を主食とする子どもは、パン派に比べて脳内の灰白質が多く、IQも高い傾向が確認されました。

お米は、エネルギー効率がよく、栄養バランスに優れているため、脳の成長に好影響を与えると考えられています。

 

腎臓や糖尿病のリスクを減らす

医師が腎臓の模型を指しながら患者に説明している写真。テーブルには米の入った麻袋と稲穂、開いたノートが置かれている

新潟工科大学の研究によると、お米のたんぱく質由来のペプチドが、消化管ホルモン「GLP-1」を活性化。

GLP-1は、血糖値の上昇を抑え、インスリン分泌を促進する働きがあるため、糖尿病の進行を防ぎ、腎臓の健康維持にも役立つことが示されています。

 

コレステロールを下げて動脈硬化を予防

医師がコレステロールの図を示しながら患者に説明している写真。テーブルには米や稲穂、ノートも置かれている

東京農業大学の実験では、長期間お米を摂取した被験者の総コレステロール値や悪玉(LDL)コレステロール値が低下する結果が出ています。

このことから、動脈硬化やメタボのリスク軽減にもお米が効果的だと期待されています。

 

腸内環境を整えて美肌に導く

白いクロップトップとベージュのパンツを着た人物が、腸のイラストが重ねられた腹部の前で米の入った木の器を持ち、腸内環境改善と美肌のイメージを表現した写真

お米に含まれる「レジスタントスターチ」は、腸内で善玉菌を増やす効果がある食物繊維の一種です。

腸活や美肌、免疫力アップにもつながり、近年では腸内環境改善の食材としても注目されています。

 

大腸がんの予防にもつながる

グレーのTシャツと青いジーンズを着た人物のウエストから下が写り、お腹に両手を当てている写真

レジスタントスターチの摂取量が多い人ほど、大腸がんのリスクが低いという研究結果も。

米粉を取り入れることで、日常的にレジスタントスターチを摂取できるのは大きなメリットです。

米粉はダイエットにも効果的?

フィットネスウェア姿の女性がウエストに黄色いメジャーを巻いて測定している、ダイエットのイメージに適した写真

米粉は、「太りにくい」「ダイエットに良い」といった声もよく聞かれますが、実際に研究でもその効果が示されています。

ここでは、米粉がダイエットにどのように役立つのかを解説します。

 

動物性脂肪の摂取を抑える効果がある

フォークで持ち上げられた焼きたてのステーキと、フライドポテト、レタス、バターをのせたパンが並ぶ皿の写真

琉球大学の研究によると、お米に含まれる成分「γ-オリザノール」には、動物性脂肪への依存を軽減する働きがあることがわかっています。

肉やバターなど高脂肪の食品を過剰に食べてしまう傾向を和らげ、カロリー過多を防ぎます。

 

食べても満足できる「脳」に変える

明るいダイニングで小さなお茶碗を持ち、箸でご飯を食べる若い女性の写真

さらに、γ-オリザノールは脳のドーパミン受容体に作用し、満腹感や食事の満足感を高めることが確認されています。

「食べても満足できず、つい食べ過ぎてしまう」という状態を改善し、過食を防ぐのに役立ちます。

お米は「太る」というイメージを持つ人も多いですが、米粉を上手に取り入れれば、健康的に体重を管理できる心強い味方になるでしょう。

参考:なるほど!米の新発見|【全農公式】「NO RICE NO LIFE PROJECT」(全農)

米粉でグルテンフリー生活を始めよう

米粉は、小麦粉の代わりになるだけでなく、脳や腸内環境、血糖値やコレステロールの改善など、健康面でもさまざまなメリットが期待できる食材です。

グルテンを含まず、体に優しい米粉は、グルテンフリー生活を始めたい人にぴったり。

最近では、米粉を使ったパンやスイーツ、パスタなどの美味しい商品も増えており、選ぶ楽しみも広がっています。

正しい知識を持ち、無理のない範囲で米粉を取り入れることで、健康的で美味しいグルテンフリーライフをスタートさせましょう。

コメルのグルテンフリースイーツの魅力

米粉のバームクーヘンとロールケーキ

米粉スイーツの美味しさの秘密

超微細な米粉

コメルのスイーツは、庄内産はえぬき米を超微細な粒子の米粉に加工し、小麦粉の代わりに使用しています。

この米粉が持つきめ細やかさと独特の甘みが、しっとり、ふわっとした食感を実現しています。

長年の試行錯誤の末、小麦粉に負けない、むしろ「小麦のスイーツより美味しい」とのお声をいただく品質に仕上げています。

 

お客様の声

実際にコメルのグルテンフリースイーツをお召し上がりいただいたお客様からは、こんなお声を頂いています。

小麦アレルギーや健康志向の方だけでなく、味を重視する方からも支持されているのが、コメルの魅力です。

 

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