夏になると全国への出荷が始まる「だだちゃ豆」。
名前はよく聞くものの、実際のところだだちゃ豆について詳しく知る機会はあまりありません。
枝豆との違いや特徴などをご紹介します。
だだちゃ豆とは
だだちゃ豆は山形県・庄内地方の特定の地域で栽培される特産品です。
さやの毛が茶色く、くびれが深い見た目をしていますが、ほとんど枝豆と同じです。
また、枝豆と異なり1つのサヤに入る豆は2粒であることが多く、サヤ自体は枝豆と比べて小ぶりです。
甘みと濃厚な豆の風味が特徴で、その美味しさから「枝豆の王様」と呼ばれています。
だだちゃ豆は枝豆の一種
結論から言うと、だだちゃ豆は枝豆の一種です。
庄内地方の一角で栽培される枝豆の一種が、「だだちゃ豆」いう名称でブランド豆として販売されています。
ちなみに、だだちゃ豆は枝豆の中でも茶豆に分類されており、茶豆を特産品として栽培している地域は山形県以外にもあります。
だだちゃ豆は特別な地域でしか育たない
だだちゃ豆は山形県鶴岡市の中で、さらに限られた地域でしか栽培されておりません。
これは、だだちゃ豆の生育に特殊な環境が必要であるためです。
だだちゃ豆が栽培される地域の土壌には、マメ科が好む根粒菌がふんだんに含まれています。
また、近辺を流れる湯尻川の朝靄が豆の葉を包み込むことで、美味しさが増すと言われています。
そのため、だだちゃ豆の種を他の地域で蒔いても、だだちゃ豆にはならないのです。
だだちゃ豆の旬はいつ?
だだちゃ豆は7月下旬から9月頃にかけて収穫されます。特に、8月の旧盆から9月上旬あたりが最盛期です。
収穫時期ごとに名称がついており、収穫が早いものから「極早生」「早生」「本豆」「晩生」となり、時期によって異なる味わいが楽しめるのも魅力です。
だだちゃ豆を使用したスイーツ
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